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男性中心の技術産業に挑戦状を突き付けた女性創業者

Posted by Clara Im on Tue, May 23, 2017 @ 03:37 AM

企業がこれまで以上に様々な情報源からより多くの情報を入手することができる時代にミナ・ラックス(Mina Lux)代表は未来の成功のカギを握っているのは、そのような情報を適切に理解できる能力だと考えています。それが2016スティービー女性賞(Stevie Awards for Women in Business)「今年女性起業家」ゴールド受賞者であるラックス代表達成しようとしている課題です

2017スティービー女性賞のエントリーが522から始まりますこれは世界中の女性のための最高の賞でプログラムには起業家賞企業賞マーケティング賞メディア賞などのカテゴリーがあります

エントリーキットをお申し込みください。

Meelo 3.jpgラックス代表が設立したMeelo Logic, Inc.はニューヨークに本社がある新興企業で企業が人工知能を通じて情報を収集し、洞察力を得られるよう支援します。その結果、顧客企業はより効率的に自分の顧客を「理解し、活性化し、参加する動機を付与」することができます。

こうした試みは企業がデータと相互作用する方法を根本的に変えることもできるのです。しかし、カナダで育った台湾出身のこの女性は、より大きな目標を持っています。それは技術産業内に長い間存在していた男女間の格差をなくすことです。

ラックス代表は若い女性たちのメンターになり、業界のイベントで当該テーマに関する意識を奮い立たせることでこの問題に立ち向かっています。「職場で働きながら、主に男性が支配する組織で若い女性たちを案内し、機会を提供し、サポートできる幸運を与えられたのです。」と語ります。

2015年度のテッククランチ報告書(2015 TechCrunch report)を見ると、女性がどれだけ少ないかが現れています。女性創業者が経営する技術系企業は18%にしかならないことがわかりました。これは2009年の調査結果である10%未満よりも増加しています。このような現象の裏には多くの努力がありました。しかし、ラックス代表と業界内の女性には依然として多くの課題が残っています。

ロールモデルとなる女性の数が少ないと女性が専攻を選択する際にコンピュータ科学や工学プログラムを避けるのは明らかです。STEM(科学、技術、工学、数学)関連学位を取得した女性がスタートアップ企業を創業する際にしばしばユニークな障害にぶつかります。初期段階の投資会社自体が「男性の専有物」である場合が多いためだと調査結果は明らかにしています。

全米ベンチャーキャピタル協会(National Venture Capital Association)とデロイト(Deloitte)の共同調査によると、例えばベンチャーキャピタル企業の最高意思決定者のうち、女性が占める割合は11%にしかなりません。また、意識的であるかないかに関わらず、女性が経営する企業に対して偏見を持っていると答えた企業家も多くいます。

ラックス代表はこのような障害物を乗り越えるために、女性たちが必要なスキルだけでなく目標を達成できるという自信を持つことが重要だと提案しています。母校であるオタワ大学(University of Ottawa)で開かれた国際女性デー(International Women’s Day)のイベントが終わり、運転して帰宅していたときが転換点になりました。

「私たちは会社設立に向けた段階について議論しました。人々の欲求をキャッチし、解決策を考案し、資金調達をしつつ事業を運営し、直面する難題を解決する会社を設立したかったのです。しかし、何よりも自分の能力を絶対に過小評価せず、自分を信じるということを強調したかったのです。」

障害を克服

ラックス代表は「ガラスの天井」を何度も破りました。生化学と化学工学を複数専攻した彼女は、卒業後に進路を変更し、フロネットワーク(FloNetwork)というマーケティング会社を共同で創業しました。この会社は企業が製品の販売機会や収益創出の方案としてメールを送信できる最初の技術プラットフォームを開発しました。結局この会社は2001年にダブルクリック(DoubleClick)に8千万ドルという高額で買収されました。

USAトゥデイ(USA Today)やダブルデイ・ブック・クラブ(Doubleday Book Club)といった企業のデジタルマーケティングを担当し、優れたコンサルティングのキャリアを積んだラックス代表は、リアルタイム消費者データや行動予測を基盤に企業の戦略策定を支援する新技術企業を設立することを決定しました。こうしてミーロ(Meelo)が誕生しました。スタートアップ企業上位50社

すでに技術業界ではこの会社に非常に注目しています。ミーロは様々な成果を出しました。そのうちの一つ、数千の新興企業を退けてTiE2016年スタートアップ企業上位50社(TiE 50 Top Startup award)を受賞したのです。

ラックス代表は言います。「ミーロは認知科学の技術と人工知能分野の最大シンクタンクであるIBMワトソン(IBM Watson)、カリフォルニア工科大学/ジェット推進研究所(Caltech/Jet Propulsion Labs)とパートナーシップを結んだ唯一の会社です。本社はすべての問題を解決し、どのような要求に対しても情報を提供するために、2ヶ所のシンクタンクを活用しています。」

これらの技術を効率的に活用するためには会社において人材を多様に保有し、彼らが貢献できるように導くことが必要だといいます。

「ミーロではすべての声に耳を傾け、その才能を尊重し、すべての従業員に成功するための機会を平等に提供しています。」

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