シンガポールのロックウェル・オートメーション社は、第1回アジア太平洋スティービーアワーズ・今年の製造会社(全国家部門)銀賞を受賞しました。(2015年度アジア太平洋スティービーアワーズのエントリー申請は9月を予定しています。エントリーキットをこちらでどうぞ)
ロックウェル・オートメーション社(RA)は産業自動化と情報化のために努める、この分野で世界最大の会社です。シンガポールにあるアジア太平洋ビジネスセンター(APBC)は、この会社の
グローバル開発本部として使われています。
APBCの副会長であり、総括マネージャーであるコー・ジア・ニュエンさん
「受賞によって、ロックウェルの生産システムの効率性が証明されたんだと思います。幹部も従業員もひとつになって働けるようになりました。これからは顧客のニーズに合わせるべく、製造設備におけるプロセスとプロダクションのクォリティーを更に向上させることが出来るでしょう」と彼は言います。「また、我々APBCのR&Dチーム・エンジニアリングチーム・製造専門家チームにとっては、それまでの努力にふさわしい認定と評価でもありました」に、2014年度アジア太平洋スティービーアワーズ銀賞受賞の意義を聞き
ました。
結果を出す
ビジネスセンターは2005年11月に設立されました。現在までで600名以上の職員達がCompactLogix™・SLC™・Distributed Input/Output, Micro Controllers・PanelView™ Component・Component DrivesAPBCなどのRAオートメーションコントロール生産ラインで働いています。
ニュエンさんは自分のチームの仕事ぶりを称えました。「我々のチームは会社が両端間総合サプライ・チェーン・マネージメントプロセスを強化出来るように、昼夜を問わず情熱的に働いています」と彼は言います。「この賞はロックウェル・オートメーションに顧客の信頼を得る革新的な商品を作り出す能力があること、そして競争の最先端で働き、結果を出し、その責任をとることが出来ることを証明しています」
ポジティブなブランドイメージ
また、RAは受賞の報せを伝える報道資料を出しました。ニュエンさんはこの報道資料が「アジアのあらゆるトップ産業誌で取り上げられ、我々のターゲット読者によりポジティブなブランドのイメージを伝えることが出来た」といいました。
また、「アジア太平洋スティービーアワーズはロックウェル・オートメーションのよい宣伝になりました。審査員達や他のアワーズ受賞者だけでなく、ビジネスパートナーや顧客達にも知られるようになったのです。ひとえに、アワーズがアメリカで持つ名声によって、たくさんの報道がなされたからだと思います。アジア太平洋ステービーアワーズがもっと知られれば、この地域でのアワーズの影響力はより高まるでしょう。そしてそれはこの地域の会社達の利益につながるでしょう」とも言いました。
未来を考える
APBCの研究開発・エンジニアリング・製造専門家達はアジア太平洋地域の機械製造者たちと近く便利なところに位置しています。これはRAの成長に必須的な市場です。
「ロックウェル・オートメーションのヴィジョンは、産業ビジネスの壁を越える技術影響力を及ぼし、産業のエコシステムだけでなく、関係している企業にその価値を向上させることです」と彼は言います。新しい商用技術は人、プロセス、装置、そしてデーターをつつがなくつなげるでしょう。よって企業の運営が統合・最適化され、共同に持続的に安全になれます」
「スマートデーターを実質的知識に変化させるインターネット接続可能アーキテクチャー(コンピューターシステムの構成)の進化は、向上された施設および供給ネットワークとともに、持続可能な競争力の差別化を導くでしょう」
改善された運営
ニュエンさんは企業コネクションの中で向上の職員達が生産データーとサプライチェーンの情報を可視化した適時的確情報処理のビジネス価値を活用できたといいます。
「企業ITシステムと工場情報を安全につなげた新しい技術の融合は、更なる生産性・資産運用・意思決定の向上をもたらします」と彼は付け足しました。「生産と企業ネットワークの間の空白に橋をかけることで、RAはより少ない総所有費用だけでなく、企業コネクションが使いやすく、向上された運用を楽しめる方法を見せてくれます」
より安全な環境
ニュエンさんは企業と生産ネットワークの間の伝統的なディスコネクションがつながることで、製造会社・生産者・施設達が潜在的な保安危険と、より安全な環境開発のもっともよい実践に対する理解が必要になると言及しました。
持続可能性
より多くの工業会社が持続可能性を追求するようになり、自動化されたリアルタイム報告とモニタリングはデーターをオン・デマンドで見られるようにします。これは措置可能な情報に変換されます。「エネルギー節約の観点で、RAは運営マネージャーたちとデザイン・モニター・エネルギー利用コントロールビジネスリーダーたちを助けることが出来ます」とニュエンさんは結論づけました。
コー・ジア・ニュエンさんについて
コー・ニュエンさんはロックウェルオートーメーションの副会長であり、総括マネージャーです。彼はシンガポールに位置したこの法人のリーダーであり、利益・損失とともにシンガポール政府およびその他関連機関との全ての関係と相互作用を管理する責任を持っています。
ニュエンさんがロックウェルオートメーションに合流したのは2007年10月です。2010年に今の役目を受け入れる前、彼はシンガポールに位置したDistributed Input/Output and Small Controller businessesを管理するビジネスディレクターでした。
ニュエンは広範囲な総管理・製品開発・運営・そして会計管理の経験を持ち、ジョンソン・エレクトリック、ハニーウェル、GE, AVX Tantalum, ITT Cannonなどの多国籍企業で働きました。また、アメリカ・ブラジル・香港などで暮らし、働くなど、マルチカルチャーの経験も豊富です。
ニュエンさんはアメリカのウェストポイント陸軍士官学校で機械工学を専攻し、理学士の資格を持っています。
ロックウェル・オートメーションについて
ロックウェル・オートメーション(ニューヨーク証券取引場:ROK)は産業自動化・情報化のために努めるこの分野で世界一の会社であり、顧客をより生産的にし、世界をより持続可能にします。アメリカのウィスコンシン州・ミルワウキーに本社を持つロックウェル・オートメーションには22,000名にも上る職員らとともに、80カ国以上でサービスを提供しています。